約 59,056 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1731.html
佐助は、ぐっと掴んだ尻を強く揉みしだく。 「んっぁ、やあぁっ!」 隙間なく詰まったものが、なおもかすがを圧迫して息苦しいほどだった。 慄いて佐助の体にしがみつくと、上下の穴がきゅうっと締まった。 「ね、動いてもいい?」 囁きかけてくる佐助の呼気が熱い。 背筋がゾクゾクするのを感じながら数回頷いて見せると、蕩けた膣壁の合間で佐助が動いた。 続いて小太郎が腰を揺する。 「あぁぁっ、はぁ、あぁっ! やぁっ!」 小刻みな振動が途方もない快楽をもたらし、かすがは鋭い悲鳴を上げた。 ぎゅっと閉じた目のふちから涙が滲んでくる。 尻に火がついた、と言うと別の意味になってしまうが、まさに尻と腰が燃えるような感覚だ。 かすがは、まるでその炎に怯えて飛び込んだ川に溺れてしまったかのように、半狂乱になって 腕を動かしていた。 「あっ……はぁっ、はあぁっ、あぁーっ!」 「へへっ。可愛いーなぁ、もう」 佐助がかすがの右腕を捕まえた。 左手は小太郎に掴まれ、後ろに引かれる。 ぐいと引っ張られた分だけ挿入の深度が増して、穿たれた陰茎に肉が絡みついた。括約筋が 絶えずヒクヒクと男を甘噛みしながら、摩擦の快感に歓喜する。 こめかみを流れた汗を、佐助が舌を伸ばして舐めた。 頬や鼻筋、まぶたの上から額へと這い、 「……ね、かすが? 穴ん中、ぎゅうぎゅう詰めにされてる気分はどう?」 微かにふるえる問いかけの声さえ舌と同じ熱気と湿り気を帯びていて、かすがの肌を舐めて くるような熱っぽい響きだ。 「あっ、はあぁぁっ! い、いっ、すごいっ、もう、だめっ……」 「もうだめなの? でも、もひとつ空いてるところ、あるでしょ」 え? と表情だけで答えると、佐助はかすがに口づけをした。 「んっ……んんっ!」 いったん唇を離し、今度はついばむように何度も軽く唇を合わせる。 「ここ。空いてるじゃない」 言いながら小さく笑う。 互いの呼気を混ぜ合わせるように息を吹きかけ、薄く開いたかすがの唇に舌を潜り込ませた。 歯列や歯茎を撫で回しながら舌を激しく動かす。 そうしながら同時に腰を突き上げた。 「んんっ、ふ、はふっ……や、んううっ!」 やがて呼吸もままならなくなる。かすがは苦しげに呻きながら佐助から逃れようとするのだが、 唇を離してもすぐに捕まって、再び口内に舌を差し込まれた。 何度逃げても同じように舌が挿入される。 「ふっ……は、あぁっ、ふうぅっ!」 進退を繰り返す舌を唇で締め上げ、追い出すように舌で応戦し始めると、荒々しい口づけは 情交と同じものになっていた。 肉路の圧迫を唇で再現し、頬を蠢かせて舌を吸えばその動きは襞の蠕動と変わらない。 氏政公がみてる17
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/576.html
幸村が叫び、吐精すると、ごくりごくりと音を立てて飲み干され、 最後の一滴まで吸い出された。 手の甲で口を拭い、残滓を舐めとり、 佐助はいやらしく赤くなった唇を曲げて笑む。 「おいし」 「佐助ぇ・・・」 情けない声を上げて、幸村は起きあがろうとしたが 体を押さえつけられてそれは叶わなかった。 「だぁめ、まだ俺が楽しんでないでしょ。ほら・・・見て」 情欲にかすれた声で佐助は言い、幸村に跨ったまま、腰を突き出すと、 くぱりと秘裂を右手で開いて見せた。 思わず視線が吸い寄せられるそこは、豆が膨れて皮から飛び出し、 ぬめぬめと光る女陰から滴る液は太股に伝い、壮絶にいやらしい。 豆をゆるゆると指で撫で、息を荒くしながら佐助は耳元で囁く。 「ぁん、ねっ・・・旦那のしゃぶってたらこんなんになっちゃった・・・・んんぅ、俺もヨくしてよ・・・」 「う・・・」 目を見開いたまま幸村は雷に打たれたように動けない。 「そのまま鮪でいいからさ」 「ま、ぐろ?」 刺激的な光景に復活した幸村の半身をやさしく掴むと、 気の抜けた問いには答えずに佐助はひくひくと震える女陰に押し当てる。 激8
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/819.html
「…どーしちゃったの?ん?」 佐助の食い入るような視線に捕らえられ、退くに退けなくなってしまう。 「………しょうめい…するのですね?…わかりました」 そう言って目を閉じようとすると佐助がだーめ、と首を横に振る。 「目ぇつぶってちゃ、わかんないでしょ?」 謙信の固く閉じた唇に親指をあてて左右になぞる 「ね…舌だして」 「ん…こう?」 謙信が口を開けて舌を少し覗かせると佐助はれぇっと舌を出して、 「こう、すんの」 「うーん…きはずかしい、ものですね……ん…」 思い切って口を開けて舌を突き出すと、佐助が上唇と彼自身の舌でそれを捕らえる。 「えうっ…」 そのまま舌の根本まで引き出そうかというくらいに、強引ではあるが滑らかににゅるうと 吸い付き 「ん、っふ…んんっ…」 鼻に掛かった声を聞かせながら謙信の舌を味わう。 「…っふ…う…」 その声に誘われ、謙信も声を出してしまう。 こらえきれなくなった様子を見て佐助は、んふふ、と鼻を鳴らして笑む。 佐助はくわえこんだ謙信の舌を離さずに、根本から先端までの深い往復をゆっくりと 繰り返す。 「んっ……んっ、んんっ、んあっ…」 「んんっ、…んっふふっ、いーねぇ……」 その動きを続けながら謙信の荒くなる息づかいの調子に合わせて、んぅっ、ふぅっ、と 吐息混じりの甘い声を吐く。 淫らに熱く潤んだ声が互いの鼻息に混じって漏れ出していく。 「ふふっ、とろけちゃってる…謙信様ったら…」 膝に乗せられていた手がすうっと股を割って股間に近づくのを感じた謙信は、 慌てて佐助の手首を掴み、もう片方の手で秘所を覆う。 「うあっ…だっ、だめっ…いけないっ!」 引きずり出された舌を引っ込めてパッと顔を離す。 「どーして?」 止めようが隠そうがお構いなしといった具合で、その上から力任せにぐうっと押さえつける。 そして手を重ねたままぐりんぐりんと強く小刻みに動かす。 「あっ、くっ…」 強く押さえつけられた謙信の手のひらには、柔らかく温かな肉感とぬるりとした感触が 伝わる。 「ああ、そーゆうこと…、自分で触りたいってことね?」 「い、いや……これは…」 「あっは…謙信様だって、やらしいこと好きなんじゃない…ねぇ?」 武田軍×上杉軍9
https://w.atwiki.jp/nobu6/pages/284.html
太田城 小田城 水戸城 土浦城 結城城 古河城 千葉城 久留里城 稲村城 宇都宮城 烏山城 唐沢山城 小山城 沼田城 厩橋城 箕輪城 平井城 忍城 松山城 河越城 岩付城 滝山城 江戸城 玉縄城 小田原城
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1879.html
佐助は頭をかき、牢の床に座り込む盗賊を見た。 忍びとはもう呼べないだろう。人を襲い、殺し、村を焼いて食べ物を奪うものは、盗賊だ。 風魔小太郎、というのが目の前の盗賊の通称だ。 (その名前で呼んでいいもんかねぇ) 風魔衆といえば、忍びの中でももっとも謎に包まれ、もっとも恐ろしい集団だ。 真田忍びは何度も煮え湯を飲まされ、佐助自身も傷を負わされたことがあった。 それが、北条が滅んだ途端これだ。 近隣の、例えば三河や伊達辺りに仕官すれば、それなりの待遇と仕事が得られただろうに。 分からないなぁ、と佐助はため息をついた。 風魔の忍びが優秀なのは知っているから、できれば自分の配下か、武田忍びに加わって 欲しいのが佐助の率直な願いだ。 もっとも、あそこまで派手に暴れ回った忍びだから、助命嘆願をしたところで処刑は免れないだろう。 何より、助命を願う義理がない。 「何か言えよ」 言葉を知らないとは聞いている。 だが、いくらなんでも何も知らない訳がないだろう。 佐助は顎に手を伸ばした。今度は払われない。 細い顎をしている。 小太郎を捕らえたのは佐助だった。普通の兵士や忍びでは太刀打ちできず、 真田忍びの長である佐助が出ることになった。 何日もかけて追いつめ、何人もの忍びの命を使って捕らえた。 風魔が一人で、武田の土地で多くの味方を使うという、自分たちにかなり有利な条件でも、 そんな状態だった。 胸のうちに怒りが湧くのも無理はない。 ぱん、と無造作に頬を張った。小太郎はどさりと石の床に倒れ込む。 ――ふ、と。 気づいた。 「あんた……女?」 小太郎は体を起こし、頷いた。 佐助は軽く目を見張った。 音に聞こえた風魔衆の頭領は、「小太郎」を名乗る。故に、男だと思っていた。 捕らえるために対峙した時、恐ろしい大男に思えた。用意した縄が意外と余って、 ようやく小柄なことに気づいたくらいだ。 体の線を隠し、顔を隠し、荒々しい忍びの術と体術を使うため、女だと考えることすらなかった。 「……へぇ」 むくむくと、嗜虐心が沸き起こる。 舌で唇を湿らせ、ゆっくりと小太郎に近づいた。 四肢を捕らえ、石の床に押し付けた。 「……分かるよね。俺が、何をしようとしているか」 女が敵に捕らえられれば、されることは一つしかない。 身分ある武将ならともかく、佐助や小太郎のような最下層の「草」と呼ばれるような 身分の者が、それから逃れる事など、万に一つもないだろう。 衣服を裂くと、引き締まった体が現れた。意外と胸は大きい。着やせする体型のようだ。 小太郎は抵抗しない。胸に手をやればぴくりと跳ねるが、悲鳴すら零さない。 「――何? 何にも言わないの?」 言葉を知らないとは聞いているが、智恵に遅れがあるとは聞いていないし、初潮も 迎えていない幼子でもあるまい。 「分かってんでしょ? 俺、あんたを犯そうとしてるんだよ」 小太郎は頷いた。好きにしろ、といわんばかりに体から力を抜いている。 ぽかん、と口を開けた。まじまじと小太郎を見る。 体を屈め、唇を奪って舌を差し込んだ。応える気配はない。 胸を揉んでも、首を振るがそれ以上の反応はない。 嗜虐心が、音を立ててしぼんだ。 抵抗するなら、無理やりにでも犯して楽しんだのだが。 「――なんかもう、いいや」 体をずらし、小太郎の体を起こした。豊かな胸が呼吸に合わせて動く様子は、 目の保養に十分すぎるが、それ以上の感情は湧かない。 破いた服を脱がせ、自分の着物を脱ぐ。仕込んでいた武器や薬を全部外し、小太郎に着せた。 「……逃げるつもり、ある?」 首を振る。 「うちに雇われてみる?」 首を傾げる。 雇うとは何だ、と言いたげだった。 「……まぁいいや。大将があんたを許すとは思えないけどね」 いくつも村を潰し、人を殺し、食べ物を奪った。小太郎を許せば、大抵の盗賊が許されてしまう。 とはいえ、逃げるつもりもないものを、ここまで厳重に捕らえていても意味がなさそうだ。 破いた着物をくるくる丸めると、佐助は立ち上がった。 「どうせあんたは処刑されるんだ。――最期くらい、いい生活させてあげるよ」 それが、佐助にできる精一杯の思いやりだった。 木偶人形の夜3
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2206.html
「……その、破廉恥な話なのだが、その、な」 「…はぁい」 『違うよ旦那。これはお味噌汁なんだ。朝食べたやつ』などという苦しい言い訳で幸村を誤魔化し そしてそれに誤魔化される主を心配しつつ、佐助は幸村の隣に腰を下ろした。 等の本人は、落ち着かないのか、先ほどからそわそわしながら、手を組んだり組み替えたりしている。 「そ、そのなんだ。最近、ここここここここここ恋人というものができてな!!!」 「…はぁい」 「む、佐助。また味噌汁がでとるぞ」 予想はしていた。覚悟もしていた。それこそ幸村に仕えるようになった時から。 以前から、その影はあったのだ。文をやりとりしているような形跡はあったし、物思いに耽ることが多かった。 何より、外泊するようになった事が一番大きかった。 しかし、実際にその事実を突きつけられる衝撃は、想像を遙かに超えていた。正直、死にたくなった。 「その人を…俺様に紹介したいのね…」 「う、うむ。あちらは将来的にはけけけけけけけ結婚を、考えていると!それで、あ、挨拶を、と」 「わぁいだんなーだんなのしろむくはおれさまにしたてさせてねー」 「気が早いぞ佐助!は、は破廉恥な!というかお前、味噌汁が出しっぱなしだぞ。見苦しいからとっとと拭け」 そう言うと幸村は懐からてぬぐいを取り出し、佐助の顔を優しく拭う。 以前なら、てぬぐいを持ち歩くなどといった細やかな配慮はできなかったはずだ。 こういった些細な変化に、幸村が「女」になったという事実を感じさせられる。恋が幸村を変えたのだ。 再び死にたくなった。 「そいつはもう来てるの?」 「うむ。客間で待っていただいている」 「……大将には、もう言ったの」 「いや、まだだ。まず佐助に、と思ってな」 「…そりゃ、光栄だねぇ」 尊敬する主君より、草の者である自分を優先してくれたことに喜びを感じながら、佐助は最も大切なことを尋ねた。 「……旦那」 「何だ」 「旦那は、今、幸せ?」 「―――――――――あぁ」 「………そっか」 花が綻ぶような―――とびきり甘い蜜のような、そんな、幸せそうに笑う幸村。 何よりも大切で、ずっと大事にしてきた。 この人が幸せなら、間違いは、ない。 それだけだ。 そう思い、佐助はようやく、笑みを浮べた。 「でさ、どこの誰なの」 「ああ!大事なことを言っていなかったな!」 「ははっ、旦那ったら」 「伊達政宗殿だ!」 「そうかー伊達あqwせdrftgyふじこlp 」 「佐助!今度は口から味噌汁が!!」 お館さまがみてる6
https://w.atwiki.jp/bsr4serihu/pages/2.html
メニュー トップページ 真田幸村<汎用> 特定ステージ限定台詞 幸村vs敵武将 幸村創世モード 創世 ドラマルート アニメルート 【皇】 幸村ボイスギャラリー 幸村キャラ説明 猿飛佐助<汎用> 特定ステージ限定台詞 佐助vs敵武将 佐助創世モード 創世 ドラマルート 【皇】 佐助ボイスギャラリー 佐助キャラ説明 武田信玄<汎用> 特定ステージ限定台詞 信玄vs敵武将 信玄創世モード 創世 【皇】 ドラマルート 【皇】 信玄ボイスギャラリー 信玄キャラ説明 キャラ同士の掛け合い 武田軍関係モブ台詞 甲斐・躑躅ヶ崎館(汎用) →家康ルートver【皇】 甲斐武田恨み節 川中島・武田布陣(汎用) →謙信ルートver【皇】 →かすがルートver【皇】 大坂・竜虎の陣(汎用) →左近ルートver →直虎ルートver 関ヶ原の戦い 西陰(汎用) →政宗ルートver →家康ルートver →長曾我部ルートver 武田漢道場(汎用) →幸村ルートver →直虎ルートver 永禄の宮 英断 →佐助ルートver【皇】 応仁の跡 走伝 →信玄ルートver【皇】 安土四天集結 →幸村ルートver【皇】 遠江・井伊谷城 →佐助ルートver【皇】 川中島・上杉布陣 →幸村ルートver →信玄ルートver【皇】 宿命 独眼竜(一騎打ち) →幸村ルートver【皇】 示現 鬼島津(一騎打ち) →幸村ルートver【皇】 【皇】 川中島の戦い 乱入(汎用) →足利ルートver 蒼紅ト魔王(汎用) →足利ルートver 月下忍法帖 小ネタ・攻略等 ネットバサラ屋 リンク @wiki @wikiご利用ガイド wikiの編集方法についてはこちら 左メニューの編集方法についてはこちら ここを編集
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1392.html
自身を引き抜いてから、溢れる精液を懐紙で拭いた。それすら快楽に溺れた体には 刺激となるらしく、政宗は肢体を妖しくくねらせる。 久しぶりの政宗の体に溺れ切ったせいか、清々しい心持ちだった。このまま庭に出て 槍の稽古がしたいくらいだ。 政宗は逆のようで、指すら満足に動かせていない。ごろんと褥に転がったまま動こうとしないので 汗を拭き、脱ぎ捨てた夜着を纏わせた。気をやったような顔をしているので唾を与えるように口付けた。 ゆるゆると眼に力が戻り、政宗は何度か具合を確かめるように瞬き、ふわりと微笑んだ。 とてつもなく可愛い。 褥に寝転び、深い口付けを何度か交わす。もう一度くらいならいけるかと思うが、過ぎた快楽は 堕落を生むので自制する。 「なぁ……」 甘い息をつきながら、政宗は上掛けを引き上げた。声をかけられているのだと気づき、 幸村は顔を向けた。上掛けに潜り込み、政宗の隣に寝転ぶ。 「明日、山に行こう。……桜、探そうぜ」 「承知」 「山菜も摂ろうぜ。ワラビ、嫌いか?」 「ワラビ餅なら」 「甘味かよ。ワラビ粉がどれだけいると思ってんだ?」 くすくす笑いながら、政宗は気だるげに幸村の首に腕を絡めてきた。体をくっつけてくるので 腰に腕を回す。 目を閉じて呼吸を穏やかなものにする。腕の中の温かいものが何度か動き、やがて落ち着いた。 腕の中で政宗が眠る。 明日も明後日も、彼女を抱いて眠れる。 なんと幸せなことだろう。 翌日、政宗と幸村は山に入った。 一面桜の海、とはいかないが、若葉萌える中にぽつりと薄紅色を落とす桜というのも趣がある。 「山桜で一首詠めよ」 八重の桜を見上げ、幸村は呻く。 「やま……ざくら……さくら……」 「俺はもうできたぞ」 「なんと!」 桜の中に埋もれている佐助を見つけ、政宗は手を振った。佐助は困ったような顔をして 手を振り返してくる。 「して、どのような歌で」 「お前ができたらな」 佐助が桜の中から登場する。いつもの装束に大きな手裏剣。今すぐ戦に出られそうだ。 「何してるんだよお前」 「あのねぇ、お二人がどーんなに強くても、陰ながら護衛するのが忍びの役目ってもんなのよ。 ……その鮭うまそうだね。もらっていーい?」 弁当を広げていた政宗の手に佐助の目が行く。政宗は幸村を一度見てから鮭を指でつまんだ。 握り飯に鮭が二つ。時間がなかったです、と言わんばかりの中身に我ながらため息を覚える。 時間があれば松花堂弁当に挑戦したかったのだが。 「皮は食うなよ」 政宗は鮭を皮と身に分け、皮を食べながら佐助の手に鮭の身を置いた。佐助は笑いながら 政宗の隣に座って鮭を頬張った。 「うまいねぇ、さすがだわ」 「thank you。人から言われると嬉しいねぇ」 「ああああああっ!!」 幸村の絶叫が轟く。二人はぎょっとして幸村を見た。鬼の形相で佐助を睨む。 「佐助ぇ、それもこれも俺のものだ!」 「それ」と佐助を指差し、これと政宗を指した。砂煙を上げる勢いで二人に駆け寄り、 間にどっかと座り込む。政宗と佐助は体を動かして幸村が座る場所を作った。 「俺は「これ」か。……弁当食うな」 握り飯に伸びた手に平手を打つ。 「そのような無体な。政宗殿は俺の妻だろう」 「俺は物じゃねぇし鮭でもねぇ」 「む」 幸村は言葉に詰まった。鮭と同列に扱ったことを怒られているのだとようやく気づき、 頭を下げる。 花影ワヤン13
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2195.html
『死ニタイノ』 かすがの剣戟の奥の呟きを聞いた時、佐助の背は粟立った。 (今、何て…?) 佐助は苦無を打ち返す。その火花の一つ一つがまた呟いた。 『私ハ アノ方ノ為二死ンデ 穢レヲ浄メルノ』 『アノ方ノ中デ 私ハ永遠ニナル』 『ソウスレバ ズット一緒二居ラレルカラ』 『イツマデモ アノ方ノ傍二 離レナイデ』 一度に返って来た答えに佐助は戸惑った。そして一番聞きたかった事を聞いた。 「何であいつなんだ?俺じゃなくて」 その途端、かすがが一段と険しい表情になった。 「お前に……っ!!」 瞬時に距離を詰め降り降ろされた一撃は、今迄と比較にならない力が込められていた。 二人は再び肉薄する。 「お前に私が救えると言うのか?!」 「……救う?」 「お前に何が出来る?!私をあの屋敷から連れ出せるのか?!あの夜から、あの閨から…… 私を解き放てるのか!!」 「………っ」 そんな事――佐助は疾うに答えを出して居た。 自分に出来る筈が無い。 かすがを千代女から解き放てば叛逆になる。そうなれば抜け忍になるしかない。 一人の女と自分の持てる全てを引換えにする青臭い無謀さや熱さなど、 佐助は遠い昔に捨てていた。 夜明け前15
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1501.html
「あんただって大事にしてんじゃない……いいの、俺なんかに預けちゃって?」 「それは、かすががきめることですから」 かすがの心は彼女のもの。謙信は、彼女を大事に思うからこそ、自分の独占欲で 縛りつけてしまってはいけないと思っている。 「もっとも…かのじょにつりあわぬおとこなら、なますにしてやるところですが」 柔和な笑みをたたえながら、えげつないことをサラリと言ってのける。 「ははっ、怖い姐さんだ」 話しているうちに佐助の緊張がほぐれ、思い詰めた雰囲気もいくらか和らいできた。 「んっ…ありがとね…」 もう大丈夫だから、と謙信の手をのける。 「そう…では、まかせましたよ」 謙信は脚を組み直して、腕を組み、また見物の姿勢に戻る。 佐助は、頭だけを縁につけていた姿勢からよっこらしょ、と座り直し、湯船の壁に背と 腰をつける。そしてかすがの均整のとれた身体を下からゆっくりと見上げる。 「んーっ…最っ高に、いー眺め……」 腰のくびれと下乳の揺れがなんともいえず、佐助の欲情をそそる。 佐助が謙信と話している間に、信玄はかすがの尻側から手を伸ばし、膣穴のなかに 指をひとつ埋めてしまっていた。信玄の手は並外れの大きさなので、指ひとつでも かすがにとっては肉棒を突っ込まれているような感覚である。 「はあぁぁっ…ん…」 かすが自身の熱の高まりを、吐息の熱さが物語っている。 (うかうかしとると、おまえの前にワシが戴くぞ…) (はっ、冗談っ!) 主人とはいえ、自分の好いた女を独占されるのは勘弁ならない。 「ね、かすが…俺も中にお邪魔していい?」 「…そ、そんなこと…いちいち聞くなっ…」 「じゃ、遠慮なく……入るよ」 「あ、いやっ、待っ…」 既に信玄の指が埋まっているかすがの中に、佐助の指がふたつねじ込まれる。 「い…やぁ…っ…」 「んん……奥まで、いっちゃうからね…」 「んあっ…あ…ああっ…あああぁぁっ…」 少々きつい膣穴の隙間ををぐりぐりとこじ開けて、 「…よっ、と」 「あぐぅぅっ!」 指を根元まで埋める。 「こんちわ、大将」 信玄と佐助の指がかすがの中で重なり合う。信玄が佐助の目を睨むと、彼も覇気を 取り戻した眼差しで、負けじと睨み返してくる。 「はっ…随分と待たせおって」 男達は目を合わせたままにやりと笑んでから、かすがの顔に視線を移し、ゆっくりと 抜き差しをし始める。 武田軍×上杉軍45